先ず初めに、厳しいことを言います。
HSPの方が正社員として働き続けるには向いてないです。
毎日決まった時間に出退勤、最悪残業なんてことも珍しくありません。
20歳から働き始めたと仮定すると、短くても40年以上は働き続けることになります。
私もHSPの気質を持っています。
正社員として働いていたことはありますが、1年足らずで適応障害になり年度末に退職しました。
この時に「正社員は向いてない」と強く痛感しました。
では、何故HSPが正社員として働き続けるのが向いてないのか?
5つの理由を紹介していきます。順番に見ていきましょう。
HSPが正社員での会社勤めは向いてない

先ず会社という組織に属するということが、HSPにとっては向いてないことです。
例えば、社長や部長、違う部署の営業さんや人事、経理の人…。
数えきれない程、気を遣わなければいけない方たちがいます。
それが我々HSPにとって、どれだけ大変なことなのか。
HSP気質を持っているあなたなら、容易に想像がつくかと思います。
正社員では残業が当たり前、研修や勉強会、更には会議もあります。
電話ですら不快に感じることもありますよね。
しかも、怒鳴り声や大声で話している空間など気が散って仕方がありません。
定期的に1人の時間が必要なHSPにとって、会社に属すること自体があまり向いてないというお話でした。
次に、体力面でのお話をしていきます。
HSPが正社員で働くと体力がもたない
HSPの私が正社員として働いて感じたことは、体力がもたないということです。
精神的に人一倍苦労するので、ただでさえ気疲れが襲ってきます。
自然と人間関係に気を遣いますよね?
帰宅した頃には全く動けない…なんてこと珍しくないのではないでしょうか。
酷く疲れた次の日の体調は、万全ですか?
ギクッと感じたそこのあなた。
何も社会人として生きていくのは正社員だけではありません。
向いてない仕事があるということは、向いている仕事だってあります。
例えば、フリーランスとして私のようにブログで生きていくことだって出来ます。
おっと、話が逸れましたね。
次は、HSPの人間関係についてです。
HSPが正社員として人間関係を築くには
人付き合いにかなり神経を使うHSPにとって
正社員でいる限り、何年も何十年も同じ人と一緒に仕事をすること。
それは想像以上に辛いことです。
社内での飲み会も定期的にあることでしょう。
1人での十分な休養を取れないことも多々あります。
HSPにとっては、生き地獄です。
疲れ切って会社に行けなくなることだってあるかもしれません。
正社員なので簡単に休むこともできず、それが更にHSPの方には負担になります。
しかし、嫌なことばかりではありません。
「良き理解者」が1人でもいれば、居心地も良くなってきます。
仲の良い同僚や先輩に話してみても良いかもしれません。
最近は「繊細さん」や「HSP」という言葉は広まりつつあるのです。
それでも理解出来ないという非HSPの方はいらっしゃいますが
少しずつHSPの方が生きやすい世の中になっていることは確かです。
もちろん芸能人の中にもHSPの方はいます。
オードリーの若林さんや、YouTuberのはじめしゃちょーさんもHSPの1人です。
特にはじめしゃちょーさんは、自分が正社員として会社に属することに向いてないと気付いていたから、YouTuberとして活動を続けているのかもしれませんね。
「繊細すぎて本当人間関係疲れる、しんどい」
そう感じているのは自分だけではない、ということを頭の片隅に入れておきましょうね。
HSPが正社員で働くのは向いてないと気付く
HSPにも正社員として向いている仕事はあります。
事務やカウンセラー等、正社員でも人と関わることが少ない職種や
相談に乗ったり悩みを聞いたりする仕事です。
しかし、大半の仕事が多くの人との関わりがあります。
会社に属して仕事を続けることは、身体的にも肉体的にもHSPにとっては負担が掛かりすぎる為
向いてないと感じる人や精神的に追い詰められたりする人が出てきます。
HSPが正社員に向いてないのなら、何が向いているのか?
次にお話していきます。
HSPは正社員でなくフリーランスが向いている

HSPが正社員に向かないのであれば、何の仕事をして生きていけばよいのか。
フリーランスの道が最適解です。
先ほどもチラッと触れましたね。
今の時代、誰でもライターになれますし、web関係の仕事だって出来ます。
ブログでもアフィリエイトでもいいし、youtuberなんて最近ではかなり数が増えてきています。
これらはやってみないと向いてないかどうかは判断できませんが
インターネットを通してできる仕事は、数多くあります。
そして、「フリーランスも向いてない」なんて思わないでください。
あくまで憶測ですが、フリーランスとして働いている方々は、HSPの気質を持った方が多いと思っています。
「1人の時間が必要だから」です。
会社に属するのが辛いから、フリーランスとして頑張っている方、多いと思いませんか?
またまた話が逸れてしまいました。
つまり、HSP気質を持った方が正社員で仕事をしていくのが辛かったり、「この仕事向いてないな」と思った方は
フリーランスの道を考えてみても良いかもしれない。ということです。
HSPが正社員に向いてないか判断するのは自分

ここまでのお話をまとめていきましょう。
HSPが正社員で働くのは向いてないというお話をしてきました。
しかし、正社員で働いているHSPの方を否定しているわけではありません。
むしろ尊敬します。
中にはHSPの方でも正社員として会社に属して働けている方も沢山います。
ただ、辛いことの方が多いということを伝えさせていただきました。
長い人生、一度立ち止まって考え直すのは、悪いことではありません。
向いてる、向いてないを判断するのはあくまで自分自身です。
自分がやっぱり正社員は向いてないかも…と思った方は、一度自分を振り返ってみてはいかがでしょうか。
「考え直した方が良いかも」と納得していただいたとしても、結局は自分次第です。
自分が考える最適解の道を選んで行きましょう!
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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