HSPとは、Highly Sensitive Person
(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略語。
繊細で感受性が豊かで、敏感な人を指します。
アメリカの心理学者、エレイン・アーロン博士が提唱しました。
これは病気ではなく、気質です。
しかし、繊細過ぎると
生きづらいと感じる方も多いはず。
HSPが上手に生きていくうえで
実践してほしいことをまとめました。
何故生きづらいのか

HSPは何故生きづらいのか。
上手に生きていくには
どのように行動していけばよいのか。
先ずは生きづらさの原因を知りましょう。
・他人の影響を受けやすい ・心の境界線が薄い ・自己否定が強くなりがち
主にこの3つですね。
順番に見ていきましょう。
他人の影響を受けやすい
HSPは感情や雰囲気などの
刺激にとても敏感で
瞬時に情報を認識できるため
相手の気持ちを察する事が出来ます。
しかし、その分他人の影響を受けやすいです。
心の境界線が薄い
共感能力が強く同調しやすいのも特徴です。
他人の気持ちや考えが
自分の中に流れ込む感覚を持ち
入ってくる情報量が人より多いです。
その為、生活しているだけで疲れやすく
酷いと数日休まなくては動けなくなってしまいます。
自己否定が強くなりがち
先述のように
心の境界線が薄く
何事も自分のこととして捉えてしまいがち。
良くないことが起きた時には
自分を責めてしまう傾向があります。
優先するべきこと

先述で何故生きづらいのか
整理できたかと思います。
HSPが上手に生きる為に
優先して行動するべきことを以下にまとめました。
是非参考にしてください。
1人の時間を多く取る
人より疲れやすい分
休みを多くとる必要があります。
休日は友人と遊びにもいきたいですが
自分の体調を意識して
まだ疲れているようなら
その日は1人でゆっくり過ごしましょう。
抱え込まない
繊細で敏感なことは
決して悪い事ではありません。
相手への気遣いができる長所です。
生きづらさを感じることは多いかもしれませんが
感情をコントロールすることだってできます。
繊細で敏感な自分を受け入れてあげましょう。
きっと自分らしくいられるはずです。
自分の居場所を明確に
HSPは大勢でワイワイするよりも
少人数で深い話をしていた方が
楽しめる方が多いですし
疲れやすさも違ってきます。
今の自分の環境を思い返してみて
自分の負担になっているようなことがあれば
一度関係を見直してみるのも大事です。
(会う頻度を減らすなど)
長所を活かす

どうせならHSP特有の長所も活かしていきたいですよね。
HSPの特徴をもとに
長所の活かし方を紹介していきます。
共感能力
共感能力が高い人は
傷つきやすいですが
その分人の気持ちに寄り添ってあげることができます。
親しい人が悩んでいたり
困っている時は
迷わず手を差し伸べてあげましょう。
あなたの優しさに癒されるはずです。
危機管理能力
HSPの人はとても慎重に行動します。
アクシデントに備えて準備したり
何かを計画する時にもじっくり考えます。
色々な視点から予防策を立てる事ができるのです。
凄すぎる。素晴らしい。
不安な気持ちが強すぎて
気が滅入ってしまうこともあります。
周りの方の意見も取り組みながら計画できるといいですね。
多面的に考える事ができる
じっくり考える必要がありますが
1つの物事に対し
色々な視点から見る事ができます。
判断の遅さが命取りになってしまうこともありますが
人よりもずっと思慮深く考えることができるのです。
人が思いつかないようなアイデアが出てくるため
人目おかれることもあるかも…!
自分のペースを大事に
沢山考えてみてくださいね。
まとめ
HSPの上手な生き方を紹介しました。
私もHSP気質なので
気持ちはよくわかります。
精神的にも身体的にも参ってしまうこともありますが
自分のペースで大丈夫なので
生きやすい環境にしていけるといいですね。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
それでは、また!
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