東京都足立区議会で9月、自民党の白石正輝議員(78)が、
「同性愛が広がれば足立区は滅びる」との趣旨の発言をして、批判が殺到した。
厳重注意
その後、区議会ホームページでは「議員としてふさわしくない誤解を招く表現があり、不快な思いをされた方々に心からお詫び申し上げます」とコメントを出した。
また、白石議員に対し、区議会自民党、鹿浜昭議長も厳重注意した。
同日、区議会自民党の金田正幹事長は、
同議会自民党控室で白石議員に対し執行部として、
発言の趣旨などを聞き取り「誤解を招くような表現、行き過ぎた発言があったと判断した」と厳重注意した。
注意に対し白石議員は
「当事者が不快と思っても別に良い」と反発し、
発言の撤回や謝罪をする意志はないという。
白石議員は、毎日新聞の取材に対し、「だから何。(発言)は人によって受け取り方が違う。私だって共産党の意見を聞いても全部不快だ」などと話している。
その後の区議会一般質問で、「L(レズビアン)だってG(ゲイ)だって法律で守られているという話になれば足立区は滅んでしまう」と発言している。
議員とは思えない発言ですね。
こういう人が差別を生んでしまうのです。
この問題発言に対し、近藤春菜さんと
EXITのりんたろー。さんがコメントしていました。
近藤春菜さんのコメント
朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)ではこの問題について報道し
白石区議に発言についての取材を行った。
すると取材に対し「LGBTについて差別や蔑視するような考えはない」と釈明した。
少子化とLGBTQの問題を結びつけるような発言については、あくまで「仮である」としつつも訂正する気はないとのこと。
今回の区議の発言に対し、近藤春菜さんは次のようにコメントしました。
LGBTQに対する間違った認識からこういう発言が出てくるんだなと思いますし、白石議員の発言の中に『普通』という言葉をよくいわれていましたけど、じゃあ『普通』って何なのというところと、普通っていわれることによって「じゃあ自分は普通じゃないんだ」って感じてしまって心が傷付いてしまう方もたくさんいらっしゃると思うんです。
差別だと感じる方がいて、世の中に自分のことをいいづらくなったりとか生きづらいと感じる方が出てきてしまうんですよね。そこがやはり差別を生んでしまうと思いますし。
人と人とが一緒に生きていくのに必要なのって『愛』であって、そこには性別とか関係なく互いに愛が持てるかどうかだと思うんですよね。
LGBTQの方で、子供を愛を持って育てているカップルの方もいらっしゃいますし、子供が生まれる状況や環境もさまざまな中でこの世に生まれてきた命をどう愛を持って育てていくかということを、考えるべきだと思います。
スッキリ−より引用
近藤春菜さんに賛同の意見
・本当に春菜さんのいう通り。 結婚して子供を産むのが普通だと思ってほしくない。 ・春菜さんは発言の中で ずっとLGBT『Q』といっていた。 ささいなことだけど、大事だと思う。 ・LGBTQだって子供を生むし育てられます。 ストレートで子供はいないけど 幸せに暮らしてる人もいます。 偏った『普通』を押し付けないでほしい。
また、近藤春菜さんは、少子化の問題について「生まれる状況よりも、生まれた子どもたちを、どうやって愛を持って育てていくかが大事」と語っています。
EXITりんたろー。さんのコメント
政治家によるセクシュアルマイノリティへの発言に対し
お笑いコンビ『EXIT』のりんたろー。さんはTwitterで持論を展開しました。
愛の形を制限するのは「古いしダサい」と
キッパリ言い切ったりんたろー。さん。
りんたろー。さんのありのままの気持ちをつづった投稿は
瞬く間に拡散され、「のびのびとした社会になってほしい」「自由に、幸せになれる人が1人でも増えたらいいのに」といった共感の声が寄せられました。
きっと多くの人を救った言葉でしょう。
理解はできなくとも、受け入れることはできるのではないでしょうか。
皆違った当たり前です。
個性として受け入れ、色々な人と手を取り合って
生きていける社会にしていきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
白石議員による問題発言で傷ついてしまった方も
近藤春菜さん、りんたろー。さんの発言に
勇気をもらえたのではないでしょうか。
どういう人であれ、胸を張って生きていける社会が
当たり前になることを切に願います。
出典:grape EXITりんたろー。の『LGBT論』に共感の声「本当にそれ」「かっこいい」 「普通に結婚して子供産んで」足立区議の問題発言に、近藤春菜がコメント内容に反響相次ぐ
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